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蓄養マグロが市場を席巻

2026年1月14日

今日の写真は蓄養南鮪の腹の断面。
弊社では蓄養物(本鮪・南鮪)は
ほとんど取り扱いがありません。
ネットショップは天然物オンリーの
品揃えにこだわっています。
ただ、卸売の方ではお客様の要望で
蓄養物も若干取り扱いはございます。
現在のマグロ流通の市況は、
間違いなく主流は「蓄養物」です。
特に本鮪については近年、
日本近海の様々な場所で
蓄養事業が行われています。
先ごろの年末年始のスーパー・量販店の
売り場はこの「国産蓄養生本鮪」が中心です。
「国産・本鮪・生」プラス「全身トロ」
この三拍子ならぬ四拍子は、
売り込みには最適なのでしょう。
回転寿司のマグロは冷凍物が流通の中心です。
「トロ」のメインは蓄養本鮪と
写真の蓄養南鮪です。
蓄養本鮪は地中海沿岸国より、
蓄養南鮪はオーストラリアから
それぞれ大量に輸入されています。
年に一度、まとめて搬入されて
一旦国内の超低温冷凍庫に保管。
都度、製品に加工されて販売されます。
これらはほぼ全て、数社ある商社系の
大手マグロ問屋や大手荷受会社が独占。
価格はセリではなく、
輸出国のパッカーとの相対取引になります。
現地の池入れ価格(元の原魚の仕入れ価格)や
蓄養事業経費を考慮して決められます。
そこにはあまり市場原理は働かず、
あくまでコスト計算が主となります。
世界中でマグロや寿司が食されるようになり、
国際商品となった冷凍マグロ。
しかしながら、やはり刺身で食べるのは
我が日本が圧倒的なのです。
以前ならこれら冷凍物しかなかったのに、
現在では日本近海でも蓄養が盛んに。
近海物ならば「生鮮」の状態で流通出来ます。
蓄養のトロ商材に「生鮮」と「冷凍」
二つの選択肢が出来た。
まさに今は蓄養マグロが市場を席巻している。
そんな中、どうやって生き残っていくのか?
私達、中小零細企業は大手企業の
「やらないこと」または
「やりたくても出来ないこと」
をやっていくしかない。
それがお客様から評価されれば、
少しずつ売上として返ってくるはず。
その思いで20年続けて来ました。
天然物の冷凍マグロの搬入が、
どんどん少なくなって来ている現状。
仕入れについては、正直言って常に不安があります。
それでもまずは目の前にあるマグロ、
これをどうやってお客様に届けるのか。
そこに常に注力していきます。
蓄養にはない、天然物の良さを引き出す。
そのことだけをいつも考えています。

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