海生水産

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希少価値

2026年8月19日

今日の写真は天然本鮪の腹とろです。
漁場は北大西洋のアイルランド。
生の天然物では日本近海の大間が非常に有名。
冷凍物の本鮪の漁場の中でも、
最上級の品質で評価が高いことで知られています。
近年はその希少性により、
アイルランド天然本鮪の価格が上昇。
なかなか一般には出回らなくなりました。
これは昨年の在庫物になります。
今年のものは高くてとても手が出ません。
でも一度食べたら、何故評価が高いか分かります。
在庫は少ないですが、自社ネットショップでも
まだ販売しております。
ご興味のある方、是非お試しあれ!
さてメインバンクのお若い新担当者から
「マグロは数量が減っていると聞いたのですが…」
との質問を頂戴しました。
昨年からの延縄冷凍マグロの相場高騰は、
入荷の減少と長引く円安の影響が大でした。
ただ入荷の減少には、
①物理的に漁獲量が伸びない
②魚価が安すぎ、漁船の手取りが少ないので
漁に出ない
という二つの側面がありました。
漁船の燃料である重油の高騰と円安。
さらに人件費や餌など様々な経費が高騰し、
延縄マグロ漁船の収支が合わなくなってきた。
そこで魚価を上げることで、
漁船に漁へ出てもらうという一面もある様です。
あれから一年が経過し、相場は約二倍に。
これならば収支も合うということで、
漁船も漁に向かっている。
というのが現在の状況となります。
海の中での食物連鎖を考えると、
マグロはその最上位に居ます。
乱獲をしなければ自然と量は増える。
増え過ぎもまた良くないので、
適度に人間が漁獲した方が良い。
特に本鮪(と南鮪)は蓄養も盛んで、
天然物と蓄養物どちらも増えています。
天然物で尚且つ良質なマグロは少ない為、
写真のアイルランド産はますます高騰。
日本近海で蓄養された本鮪は
脂がしっかり乗っていても値段は伸びない。
とてもアンバランスな状況になっています。
メインバンクの担当者には
「マグロ、減っていませんよ!」
と上記の説明をした次第です。

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