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冷凍マグロの高騰から一年
2026年7月1日

今からちょうど一年前の2025年7月1日。
冷凍マグロの相場高騰がスタートしました。
当時の大鉢(メバチ40kg上)のスソ値はキロ750円。
コロナ禍明けで入船がまとまり相場も落ち着いていた。
確か2年位は同じ相場だったと記憶しています。
バチキハダの漁獲枠の問題と長引く円安。
この二つの要因により、年内の入荷は激減する。
そんな沖の情報が駆け巡りました。
7月に入り、あれよあれよという間に値上がり。
年末までにはキロ1,000円は軽く越えて、
今年に入ると更にもう一段階の値上がりへ。
現在ではキロ1,350円がスソ値となっています。
梅雨時期で生マグロや生カツオのシーズンの今、
少しでも安く買いたいとセリに望んでいますが
どうしてもスソは下がってくれません。
一船買いの浜相場は台湾船の一般漁場では
キロ1,400円〜と未だ下がってはいません。
様々なコストを考慮すると、
それ以下では売りたくないのも分かります。
この一年間で一番値上がりしたもの。
それは一番普通のメバチやキハダの赤身です。
ではスーパーや量販店の販売価格はどうか?
実はそれほど値上がりはしていない。
私達のような中間業者の段階だけが、
利幅が薄くなったということでしょうか?
6月半ばのイオンのチラシアイテムでは
「メバチ赤身グラム398円」
の特売が組まれていました。
イオンということは多分、マグロ業界の
最大手が納めているものと思われます。
いつもそうです。
値上がりもそして値下がりも。
業界の大手には全く敵わない。
今、セリ場のスソ物から加工しても
そんな価格では全く販売出来ません。
原価計算のスタートラインが
そもそも違うというわけです。
中小零細としては、流れに巻かれず
品質を武器に戦うしかありません。
幸い一つ商談がまとまりましたので、
また新たな展開が始まりそうです。
記録的な相場高騰から一年。
冷凍マグロの業界もまた動きがありそうです。
相場は今が天井かと思われます。
若干の浜値の下げが出てくれば、
市場のセリ値も連動してくるはずです。
仕入れはしばし様子見です。
でも面白い魚はちゃんと買いますよ!
黙って見てるだけじゃ、相場は分かりませんから。
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