海生水産
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生マグロのシーズン
2026年6月20日

今日の写真は静岡市場に入荷した
日本近海の生マグロです。
日本海側の境港が有名ですが、
黒潮に乗って北上する本鮪は
日本海側で産卵をします。
産卵の時には、マグロも泳ぐのを止めるので
旋網漁で漁獲することが出来ます。
5月から6月にかけては
日本近海で漁獲された生本マグロが
豊洲市場を始め各地の市場へ
大量に入荷してきます。
もうこうなると冷凍マグロの需要は
ガクッと減るわけです。
セリ場の本数も減るし、
製品の動きも止まります。
どうしても生マグロの販売が
優先になってしまうからです。
価格面で比較してみます。
冷凍メバチ40上のスソ値は
キロ1,300〜1,350円
マグロの可食部分を約半分とすると
正味価格2,600円〜2,700円
これは尾頭やハラモ、シミ等も込みなので
サクなどの製品にすると
製品価格はキロ4,000円以上になります。
境港の生天然本鮪(巻網)の相場は
豊洲市場の下値(止め)は
キロ2,000円です。
残り物の相対相場は多分
キロ1,800円位にはなるでしょう。
正味価格3,600円〜4,000円を想定します。
決して安くはないと思うのですが…
サク取り等の手間はかかりますが、
ご自分でサクに切って派製品も
ご自分のお店でブツ切り等で販売すれば
全部儲けになります。
そして何と言っても生の方が
基本的に「高く」価格設定が出来ます。
手間は掛かるがおいしい商材なわけです。
年間通じて安定的に入荷する訳ではないので、
そこが生マグロの難しいところ。
そこで在庫のコントロールがしやすい
冷凍マグロが流通の大半を占める。
ということになります。
一時のことだとは分かっているのですが、
「今は生使っているから冷凍はいらない」
と言われるととてもツラい。
生マグロもいいけど、冷凍マグロも
何卒宜しくお願いします!
毎年、頭が痛くなる6月なのです。
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