海生水産

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全てセリ場で教わった

2026年6月2日

6月1日は月替わりの月曜日。
棚卸しも終わり、また新たな月の始まり。
仲卸さん各社も良いマグロ目がけて
それ競り上がれ!と思いきや…
月初といえどもそこはやはり生の季節。
大型連休後は需要もそれほど伸びないのか、
セリの引き合いも弱いように感じました。
引き合いが強い時は、数人が同値だと
上にさらにその上にと競り上がって行くもの。
同値でジャンケンになるということは、
それ以上は値段を出したくないという表れ。
私自身はセリには参加はしません。
弊社は買参権は持っていないので。
市場の仲卸さんの中の一社にお願いして、
冷凍マグロを競り落としてもらっています。
その価格は全て私が決めます。
たまに相場が安い時には、
更に安い価格で指してくれる時もありますが
今はまあそんなことは考えられない状態です。
同業界のお付き合いのある会社の先代が、
取り持ってくださったご縁なのです。
その時のことは今でもはっきり覚えています。
今は亡き先代の社長同士が集まり、
「じゃあ、来週からよろしく!」
なんて感じで始まった日のことも。
あれからもう20年以上か…
もうそんなに経ったのですね。
若い時と違い、年を取ると
日々同じことの繰り返しです。
でもその中でも日々ベストを尽くす。
常に考えて仕入れを行う。
例えば一年前。
これから相場が倍になると想像出来たか?
いえ、全く持って無理でした。
それでも常に同じ目線で
「割安で、かつ上質なマグロを仕入れる」
これだけは日々目指していたはず。
その蓄積が今の在庫なのですから、
もう一度トライしても結果は同じ。
究極のところ、相場の上げ下げは
こちらでは絶対にコントロール出来ない。
毎日のセリ場の選択肢の中で、
常にベストな仕入れの選択を目指す。
これしか出来ない。
買えたマグロの中で商売をしていくのみ。
全てはセリ場で教わったのです。

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