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セリが無くなる?

2025年10月26日

セリとはオークションのこと。
セリの反対は相対取引。
「これは今、これ位の価値だよね?」
と双方が納得の上で取引が成立します。
需要と供給のバランスもあるでしょうし、
品質による絶対的価値観のようなもの
コンセンサスが必要かと思います。
現に冷凍マグロの中でも蓄養物は、
そのように相対取引が行われています。
「今年の〇〇産の蓄養本鮪ロイン、
〇〇サイズはキロ〇〇円」という感じです。
では天然物の冷凍マグロは?
天然物もキハダやバチの小型サイズは
業者間で相対取引が行われています。
赤身が中心なので、漁場や船籍、
鮮度という尺度だけで価値が判別されます。
本鮪や南鮪という高級魚は、
個体差が非常に大きいので
基本的に一本単位で
セリにかかることが多いです。
いわゆるピンキリというやつです。
メバチについては40kg以上のサイズは
(大バチと呼ばれています)
脂が乗ることが多いのでセリにかけられます。
漁場によってはその下の25/40サイズも
セリの対象になることも有りますが、
まあ中心は大バチです。
今後、大バチのセリは無くなるのか?
うーん、全く無くなることは
ないように思われます。
ただ今年の入荷減の状況を見ると、
決して未来は薔薇色ではない。
それははっきりしているかと。
仕入れの大半を市場で行う弊社にとっては、
非常に頭の痛い問題です。
限られたチャンスをいかに
生かしていくのか?
ちょうど来年は創業20年の節目の年。
気張らず、流れに乗っていくしかない。
毎年、本当に色々有ります。
だから商売は面白い。

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