海生水産

1,000円の壁

2025年10月5日

様々なモノやサービスの面で、
1,000円の壁が悉く突破されています。
ラーメン一杯に始まり、
定食屋さんも1,000円越え。
アルバイトの最低時給や
サブスクの料金まで。
買いやすさという面で、
1,000円以下という三桁が
主流を占めていました。
ところがこの数年でガラリと
様子が変化してきました。
具体的にはコロナ禍とウクライナ危機
この辺りから燃料エネルギー価格が
急騰し始めた頃。
様々なものの値段が上がり始めました。
それも世界的な規模です。
私の取り扱う冷凍マグロの原魚相場も
また然りです。
マグロ漁船は重油で動きますから、
原油価格はコスト面で最重要課題です。
さらに乗組員の賃金の問題も有ります。
日本船は老朽化で減船につぐ減船。
漁獲量が大幅に減りました。
その分増えたのが外国船籍。
主に中国船です。
インド洋、太平洋ともに漁獲量が伸びず
年内は入荷が少ない。
そんな情報が早くから流れて、
大手を中心に下物を中心に買いに入る。
あれよあれよと値段が高騰。
今に至るという感じです。
さて今後はどうなるか？
はっきりしているのは、
世界同時株安や大恐慌が起きない限り
この傾向で進んでいくということ。
それはほぼ間違いないでしょう。
世界から見れば日本だけが
取り残されていたとも言えます。
他国はすでにもう何年も前から
そんな状態だということです。
私達はこの世界でこれからも
生き続けて行くしかない。
だとしたら1,000円の壁を越えても
楽々と暮らしていけるように
稼いで生きていくしかない。
みんなで豊かになる方向へ
向かうしかないのです。
日本はこの30年間全く成長してこなかった。
皆遊んでいたわけではないはず。
何か国の舵取りを間違えていた。
それに早く気づいてほしい。
新しい自民党総裁＝総理大臣には
日本の景気対策を強く要望します。
消費税減税しかないでしょ！

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