海生水産
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近海の生本マグロの季節
2025年5月24日
5/23(金)豊洲市場の相場表を見てびっくり!
近海の生本マグロが大量入荷。
南は沖縄から、北は北海道まで。
ここまで全国各地から入荷するのは、
あまり見たことがないように思います。
【定置網】
北海道12(残9)、青森3(残2)、佐渡44(残33)
石川20(残12)、鳥取1(残1)、山口1(残1)
【釣り】
青森52(残34)、長崎1(残1)
【縄】=延縄
秋田7(残6)、宮城2(残2)、山形13(残11)
和歌山4(残2)、沖縄24(残20)
【巻網】
鳥取15(残15)
どれもセリ残りが多く出ています。
高値も縄の秋田キロ7,000円が最高で、
次は釣りの青森と縄の山形がキロ5,000円。
ほかはキロ3,000円がやっとという相場です。
生の天然本マグロとしては、
それほど高いとは言えないと思います。
(私の扱う冷凍メバチ等と比べると、
格段にお高いですが・・・)
私は現物を見ていないのに、
えらそうなことは言えませんが
相場表から推測するに
「脂がまったくない」
ということだと思います。
そう、本マグロは脂があってナンボ。
旨い赤身も有りますが、それも脂が
さしているマグロの赤身だからこそ。
日本近海で漁獲された天然本鮪は、
ほとんどが豊洲市場に向かいます。
国内で一番高値が付く場所だからです。
(正確に言うと、その可能性が高い)
静岡市も現在の市況は
あまりかんばしくありません。
GWの連休も終わり、
夏休みはまだ先です。
これからは梅雨に向かう、
需要の弱い時期となります。
そんな時に大量に水揚げされる、
日本近海の天然の生本鮪。
しかし脂は余り無くて、
値段は冷凍マグロより高め。
さすがの大都市東京の豊洲市場でも
なかなかさばききれない。
それでも豊洲に出すしかない。
地方ではそんな大きな本マグロは、
販売しきれないからです。
そんなジレンマがたっぷりな、
梅雨前の市況です。
こればかりは自然のことですから。
どうしようもありません。
無意味な乱獲だけは、
止めてもらいたいです。
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