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雨上がりの富士山

2025年5月4日

今日の写真は清水港から見た富士山です。
前日は気圧の谷の通過で大雨でした。
そのおかげでまた雪化粧が復活。
大雨のおかげで空気も澄んでいて、
富士山がくっきりとよく見えました。
GWも連休の後半に入りました。
振替休日も合わせると四連休に。
静岡市内もスーツケースを持った
観光客が数多く目に付きました。
市場も連休になり、冷蔵庫もお休みに。
遠方への配送便もお休みなので
出荷も出来ません。
とりあえず4,5日は連休です。
マグロ業界はと言えば、
近海の定置網に掛かった本鮪が
多く流通しているそうです。
冷凍マグロは保存が効くため、
生マグロの出回りが多くなると
冷凍は後回しにされてしまいます。
マグロ以上に深刻なのが、
お米の問題でしょう。
よく行くスーパーでも、
いつ行ってもお米が並んでいません。
政府が備蓄米を緊急放出を2回も行い、
品薄感も改善されるかと思っていましたが…。
冷凍マグロとお米。
全く異なる食品ではありますが、
共通している点が一つあります。
それは「貯蔵体制が確立されている」こと。
冷凍マグロであれば超低温冷凍庫。
お米は多分冷暗所というか冷蔵庫?でしょう。
備蓄米という位ですから、
ある程度の期間保管することが前提。
その在庫量全体をコントロールしながら、
需給の関係で流通価格が決まっていく。
聞くところによりますと、
ここ数年はあまり作況は芳しくなかった。
備蓄米の放出は大手業者の不足分に
そのまま充填されてしまった。
冷凍マグロでも「倉中の名義変更」
という業者間での取引形態があります。
①保管場所はそのまま
②冷蔵庫で名義だけ変更する
③貯蔵施設の保管料の請求先が変わる
つまり商品はそのままで、
必要な時までそのまま置かれる。
ということになります。
買った方はもう売り先が決まっているので、
急いで加工等をやる必要なし。
順次行うということになります。
その行き先は大手外食産業とも言われています。
ビジネスですからそれはよく分かりますが、
今回の問題は店頭在庫がないこと。
やはり先の在庫の確保よりも、
とりあえず店頭在庫を補充し続けることが
最優先だと思います。
海外へどんどん輸出して、
日本の店頭に日本のお米がない。
なんともちぐはぐな状態です。
備蓄米という位ですから、
国家レベルの問題だと思います。
為政者や行政の本気度が問われています。

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