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マグロの魅力

2025年4月24日

マグロのお刺身は回転寿司でも
定番の人気ネタです。
日本人にとても親しみのある、
どこでも好まれる魚の一つですが
「マグロは難しい」とよく言われます。
種類が沢山有るし、部位もいろいろ。
さらに大トロや中トロなど脂の乗り具合で
呼び名も変わってきます。
日本では生でお刺身で食べるのが基本ですが、
海外では加熱してステーキ等にするのが普通。
缶詰(ツナ缶)は国際商品です。
こんな風に一言で説明が出来ない。
これがマグロなのです。
まあ、そんな存在ですから
様々な卸問屋がそれぞれの顧客を持って
販売が出来るのでしょう。
マグロは種類が沢山ありますし、
お客様の好みの多種多様です。
生マグロ専門の問屋もいれば、
弊社のように冷凍マグロ専門の業者もいる。
缶詰用の原料を専門に取り扱う業者もいれば、
高級な寿司店や料亭専門の卸売もあります。
本当に多種多様な商いが行われています。
私はマグロの商いに携わることが出来て、
本当にラッキーだったと思います。
これまでも様々な方から、色んな事を
マグロについて教えて貰いました。
知れば知るほどマグロって奥が深い。
本当にそう思います。
日本人はマグロを目で食べます。
キレイな色目が命だという意味です。
この色出しというか、良い状態の管理
これが一番難しいのです。
主要なマグロの漁法の一つ
「延縄漁」の一番の問題が
この鮮度の個体差です。
枝縄に餌をつけて幹縄を海に流す。
餌に食らいついたマグロを一本づつ釣り上げる。
一網打尽にする巻網漁と違い、
マグロを大切に扱う漁法なのです。
ただこの幹縄がとても長い。
100km超えもあるそうです。
漁船の近くで餌に食らいついたマグロは
比較的すぐに漁船に水揚げされます。
なので鮮度が良い。
遠く離れた場所で餌に食らいついたマグロは、
水揚げされるまでに時間が掛かります。
この間に鮮度が落ちてしまうのです。
鮮度が落ちたマグロはどうやっても
良い色にはなりません。
つまり延縄漁のマグロは
良い個体を選ぶしかないのです。
もちろん加熱すれば美味しくいただけますが、
刺身用だったら選別がどうしても必要です。
写真のアイルランド天然本鮪のように、
びっくりするほど美味しいマグロが
沢山あります。
マグロ威力、そして魅力。
これからもずっと勉強します。
良いマグロを追い続けます。

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