海生水産
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相場は上げ基調に
2025年4月19日
4月も半ばを過ぎて、
GWも近づいて来ました。
こうなってくると、
せり場は段々とヒートアップしてきます。
需要が強まる訳ですから、
価格上昇の要素が強まります。
あとは供給量がどうかです。
清水港の入船はそこそこあります。
写真の通り100本位で
出荷者の出荷意欲は旺盛です。
GWを過ぎて6月近くになると、
例年近海の生マグロの漁獲量が増えます。
一例が日本海側の巻網漁で漁獲した
生本鮪です。もちろん天然物ですよ。
水揚げ地は鳥取県の境港が有名。
巻網はその名の通り一網打尽にする為、
処理が追いつかずシミだらけのマグロも
以前は多かったです。
この生マグロが入荷すると、
もう相場はガタガタになります。
とにかく連日大量に入荷する。
それに処理は悪くても
なんと言っても天然物の本鮪です。
スーパーや量販店の目玉商品かつ
仕入れは比較的安いので利益も取れる。
おまけに旬のアピールも出来る。
こうなると冷凍マグロは需要が後回し。
需要がガクッと落ちます。
脂・鮮度・色目の三点良しの上物以外は、
値段が付かなくなります。
まあ近年は近海の生本鮪も漁獲本数を絞り、
処理もしっかりとしてきました。
生マグロの流通量が増えれば、
冷凍マグロの流通に影響があるのは
確実なことです。
荷主はそのことをよく知っていますから、
今の時期が一番の売り時だと考えます。
なので出荷意欲は旺盛となります。
私達のような買い付け業者の買いも、
若干強くなってきました。
ただありがたいのは、
出荷本数が増えればそれだけ
良いマグロに出会えるチャンスも
増えるということです。
少ない選択肢の中から選ぶより、
多くのものから選ぶ方が
そりゃ良いに決まっています。
なので相場が強いということは、
決して悪いことではありません。
あとはどのようなマグロを
いくらまでで仕入れるか。
まさに目利きの腕の見せどころです。
はい、私も頑張ります!
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