海生水産
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オリジナルねぎとろサンプル二種
2025年4月12日
今日の写真は二種類のねぎとろです。
「マグロの粒目」「油脂の種類」
この二点を調整して、二種類のサンプルを
作ってもらいました。
原料は全く同じものを使用しています。
私が静岡市場のセリ場で、
目を皿のようにして仕入れてきた
メバチマグロの脂物だけで作りました。
セリ場に並ぶバチは40kg以上のもので、
漁場によっては脂が乗る為、
一本毎にオークションにかけられます。
40kg以上のサイズのバチは
「大バチ=大鉢」とも呼ばれます。
普通、一般的に流通しているねぎとろは
価格競争の為に出来るだけ安い原料を
使用しています。
具体的な魚種としては、メバチより価格が安い
キハダやびんちょうが中心です。
冷凍マグロをサクやブロック加工した時に出る、
シミ落ちや端材もねぎとろの原料になります。
大手企業が作るスーパーや量販店向け、
回転寿司チェーン向けの大量生産品のねぎとろと
価格競争しても勝負にならない。
そんなことは初めから承知しています。
海生水産らしい「ねぎとろ」。
これを作りたい。
まずは原料を吟味して、次は加工です。
ねぎとろを作る工程は大まかに分けて
1.原料を解凍する
2.細かく砕く
3.油脂、添加物(酸化防止剤等)を混ぜる
4.袋詰めする
5凍結
上記の2,3の工程で調整したのが
「マグロの粒目」「油脂の種類」
この二点が異なる二種類のサンプルを
作ってもらいました。
翌日引き取ってきて、早速試食です。
日頃お世話になっている、
冷蔵庫や加工場の方にも
サンプルをお渡ししました。
「それぞれの感想を聞かせてくださいね!」と
お願いしました。
さて、お味はいかがでしょうか?
皆さんの反応が楽しみです。
ちなみに我が社内では(社長、私、妻)
満場一致で答えは一つでした。
でも今回はお若い方のご意見も聞きたいので、
ご家族の反応も聞いてもらうように
お願いしています。
普段からねぎとろを食べ慣れている層に、
どんな反応があるのか?
楽しみです!
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