海生水産
ブログ

自社オリジナルねぎとろの試作品が完成!
2025年4月11日
いやー、感動しました。
「自社オリジナルねぎとろを作りたい」
その願いがこんなに早く実現するなんて…。
きっかけは静岡市の職員の方からのリクエスト。
「御社もぜひねぎとろの出品を検討ください」
ふるさと納税の返礼品のことです。
どうせやるなら、原料にこだわりたい。
私が毎朝通う、静岡市場に並ぶメバチマグロ。
この脂物だけで作ったら美味しいはず!
この用途にピッタリなメバチの脂物を
運よく仕入れることが出来たのが、
先週のことです。
安いスソ物は沢山並んでいますが、
それじゃ面白くない。
全身に薄く脂が差したメバチ。
大西洋産の中には、結構存在するんです。
これを狙って格安でゲット!
今週の月曜日に丸魚をまずは
「ねぎとろ用」に加工しました。
出来上がり原料をねぎとろ工場に
持ち込んだのは水曜日。
そして翌木曜日には、
もうねぎとろになりました!
凄いスピードです。
もちろん自分達では製造出来ませんので、
すぐ近くにある専門業者さんに
委託加工をお願いしました。
事前に原料を解凍していただいて、
それを粉砕にする工程から立ち会いました。
解凍されたメバチのブロックを、
専門の機械で細かく砕いていきます。
この工程で粒目の荒さを調整出来ます。
今回は2パターン製造しました。
①粒荒目
②よりもう少し粒目を細かく
出来た二種類の原料に、今度は二種類の脂を
混ぜていきます
a.サラダ油(さらりとした液体)
b.トロミユ(ネットりとした白い油脂)
出来たねぎとろサンプルが写真の二つです。
左側;①粒荒目 a.サラダ油
右側:②粒細かい b.トロミユ
工場の責任者の方と、出来上がり後に
食べ比べてみると大体意見は同じでした。
これを袋詰めしてもらって、
凍結したものが商品サンプルとなります。
まずは周りの方に配ってみて、
二つの味を食べ比べてもらいます。
製造原価も異なりますから、
コスト計算をした上で、最適な荷姿
(個々の量目、入り数等)を検討して
実際の商品用にまた加工してもらいます。
さあ、だんだん自社オリジナルねぎとろが
完成に近づいていました。
とてもワクワクします。
食べて本当に美味しいものを。
自分が選んできたマグロだけで出来た、
そんなねぎとろを販売できるなんて。
まるで夢のようです。
あらためて工場の方や今回間に入ってくれた
若い営業マンに感謝いたします。
また経過をご報告します。
冷凍マグロの通販なら、
「冷凍マグロのセレクトショップ 海生水産」で
せひお買い求めください!
https://kaiseisuisan.shop-pro.jp
公式インスタグラムはこちらです!
https://www.instagram.com/kaiseisuisan2022/