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黄砂飛来

2025年3月27日

今日の写真は会社の事務所がある、
梅久冷蔵さんの3階から見た景色です。
ちょうど南の方角、遠くに見えるのが
「日本平」という小高い丘のようなところ。
いつもならもっとクッキリと見えるのですが、
今日は霞んでハッキリとは見えません。
天気予報通り、今週は黄砂が飛来。
昨日も少し感じましたが、
明らかに今日の方が強い。
もう町中が霞んで少し黄ばんでいる感じ。
おまけに気温が上昇。
午後は27度くらいまで上昇しました。
スギ花粉のピークと重なり、
もう目も鼻も頭もクラクラしそう…。
花粉の大量飛散は第二次大戦後の
住宅建設需要で、スギやヒノキを大量に
植林したことが原因です。
伐採する前に安い外国産の木材が流通して、
肝心の国産のスギやヒノキが高いコストで
採算が合わないことになってしまった。
それに比べると、黄砂ははるか昔から
存在していたとのこと。
一年中発生するが、春が一番多いそうな。
少し検索してみると、悪いことばかりでも
ないということが分かりました。
私は九州出身なので、黄砂はよく覚えています。
停めている車の表面が真っ黄色になった。
そんな場面を何度も見ました。
静岡に住んでもう30年以上経ちますが、
こんなすごい黄砂飛来は記憶に有りません。
今回が一番凄いなと感じます。
黄砂とは、特に中国北部とモンゴル国
(ゴビ砂漠・タクラマカン砂漠・黄土高原)
を中心とした東アジア内陸部の砂漠または
乾燥地域の砂塵が強風を伴う砂塵嵐などによって
上空に巻き上げられ、春を中心に東アジアなど
の広範囲に飛散し、地上に降り注ぐ気象現象。
被害だけではなくて、自然環境に重要な役割を
果たしている面もあるそうです。
土地を肥やす効果があり、生物の生育に必要な
ミネラル分も含んでいるとのこと。
そうか、ついPM2.5と混同してしまいがちです。
黄砂自体ははるか昔から起きている、
そんな自然現象なんですね。
そうは言ってもこのなんか埃っぽい景色。
なんとかなりませんかね?
車のフロンドガラスには薄い埃の幕が…。
あーっ、一雨来ないかな?
雨が待ち遠しい、そんな春の日です。

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