海生水産

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新たなる商品開発?

2025年3月26日

先日、私が不在の時に静岡市の職員の方が
事務所を訪問して下さいました。
ふるさと納税の担当の方です。
「お隣の焼津市ではねぎとろが人気です。
静岡市でも、複数の業者が出品中です。
年末には万単位で注文が入るところも。
一万円以下の寄付が6割強なので、
御社もぜひねぎとろの出品をご検討下さい」
とのお話でした。
弊社は刺身用の冷凍マグロの商品しか
今のところは取り扱いが有りません。
返礼品の上限は寄付金額の三割まで。
一万円の寄付だと三千円が限界。
実際にはもう少し下になります。
なので現在の弊社の商品ですと、
最低でも一万五千円位以上の
寄付が前提となります。
確かに、ねぎとろは人気です。
一万円の寄付に対しての返礼品に、
価格帯もちょうど合致するからです。
しかしねぎとろを製造するには、
ちゃんとした設備が必要となります。
昔は家内制手工業的な小規模な工場も
存在しましたが、現在では衛生面に気を配った
大型の専門工場がほとんどです。
焼津や大井川、吉田町の辺りに
多数のねぎとろ工場が存在します。
逆に静岡市内でとなると、
現在では清水区に数社しか工場がない。
弊社は私と社長の二人だけですから、
流石にちょっと無理ですなー。
実は私、その万単位で注文が入った会社の
ねぎとろの部署に勤めていました。
なのでマグロの加工品製造の
仕組みはおおよそ分かります。
社長と二人でこの会社を始めた時には、
「大手には出来ないこと」を
差別化してやろうという思いでした。
ねぎとろ等のマグロ加工品は大手企業に
お任せして、別のことをやろうと。
実際にねぎとろを他社から仕入れて、
丼屋さん等に販売もしています。
今回の静岡市さんからのリクエストで、
ちょっと考えてみました。
確かに自分達では作れない。
でも信頼おける取引業者さんにお願いして、
ウチ独自の原料とコンセプトで
「海生水産らしいねぎとろ」
を作ってみても良いのでは?
ねぎとろの原料は基本的にマグロ加工の時に出た
「シミ・キズ」の部分が中心です。
私達は主に天然の脂物を加工しています。
大手と比べれば数量は微々たるもの。
でもマグロの原体自体は選別して仕入れてます。
何かそこで差別化が出来ないか?
専門の業者さんと相談してみようと思います。
少し時間を掛けて、どうせなら
とっても美味しいねぎとろが出来ないか?
よし、やってみるか!
来期の課題がまた一つ出来ました。

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